そう簡単には切れないもの
赤ちゃんの爪はすぐに伸びてくるものですが、とても小さくて薄っぺらいので切りにくいものです。
ただでさえ切るのが難しいので嫌がられたり暴れられるとその時点で爪切りを中止しなければいけなくなった…という経験を重ねているママも多いはずです。
正しい赤ちゃんの爪切りアドバイスをご紹介します。
大人用は絶対にNG!
中には大人と同じ爪切りを使っているという方もいますが、赤ちゃんの小さな爪には合いませんのでやめてください。
思わぬ怪我を招く原因になりますので、必ず赤ちゃん用の爪切りを用意してください。
赤ちゃん用の爪切りはハサミ型で、刃先が丸くなって安全性を考慮している商品が多いです。
大人が使用するような爪切りタイプも存在していますが、初めての方が使いやすいのはハサミ型です。
使い慣れてきたら大人と同じ爪切りタイプの赤ちゃん用を選ぶと良いでしょう。
爪切りをするコツ
赤ちゃんが起きている時はうまく爪を切れないので、眠っている隙に切ってしまうという方も多いです。
暴れることがないので集中して爪を切れるというメリットはありますが、難しいのが熟睡しているタイミングを見計らうことです。
まだ眠りが浅い時に爪切りを始めると目を覚ましてしまい、途中で起こされたため機嫌が極悪になる可能性が高いです。
眠っている時に爪切りをする際には、くれぐれも熟睡時を狙うようにしてください。
赤ちゃんが他のことに気を取られている隙に爪を切るという方法もあります。
特におすすめなのが授乳中ですが、ママが爪を切るのは難しいかもしれません。
誰かに手伝ってもらいながら切ると上手に切れるでしょう。
なお爪切りは薄暗い場所ではなく、明るい場所で行なうようにしてください。
赤ちゃんの爪は指との境界線を判別しにくいため、薄暗い中で行なうと皮膚まで切ってしまったという事例が多いようです。
可愛い赤ちゃんに怪我をさせないためにもわかりやすい場所を選ぶようにしてください。
嫌がったらすぐに止める
色々な工夫をしても嫌がってしまう赤ちゃんも多く、暴れだす場合もあります。
このような状態になっても爪切りを強行すると、赤ちゃんに怪我をさせる可能性が高くなるため絶対に避けてください。
元々指先には神経が集中しているため、敏感に反応するのも当然です。
爪が伸びっぱなしの状態では心配になる気持ちもわかりますが、赤ちゃんが嫌がっているのに無理やり切ろうとすると、更に爪切りが嫌になって成長しても爪切りを嫌がる子どもになる可能性があります。
泣き出したら全ての爪を切り終えていなくても途中でやめて、機嫌の良い時を見計らって再チャレンジしてください。
赤ちゃんが成長するほど爪切りに苦労することが少なくなります。