新生児期の赤ちゃんの抱っこのコツって?

赤ちゃんに安心感を与える「抱っこ」

生まれたばかりの赤ちゃんは体も小さく触るとふにゃふにゃとしており、初めて触れる人はおっかなびっくりに扱ってしまうものです。

抱っこは育児の基本中の基本であり、生まれたばかりの赤ちゃんの精神を安定させることができる大変に重要なコミュニケーションとなります。

最初の慣れないうちはちょっと怖いかもしれませんが、何度も繰り返しているうちに抱き方のコツをお互いに体で覚えられるようになっていきますので、ぜひ積極的に触れるようにしてあげてください。

まず新生児の特徴ですが、ぼんやりとしているようできちんと五感は備わっています。
ただし視力はまだ0.1程度しかなく、声をかけてもこれといった反応をするわけではないため、大人のように会話やアイコンタクトでコミュニケーションをとることはできません。

赤ちゃんの五感の中で比較的優れた力を持っているのが聴覚と触覚です。
聴覚は言語を理解する事こそできませんが、胎児の頃から外界の音を聞き分ける事は出来ているとされ、周囲の会話や音から雰囲気を素早く察知します。

一方触覚は非常に敏感であり、指しゃぶりをしたり手で体のいろいろなところを触ったりして、感触を自分なりに一生懸命確認しようとしています。

ですので、抱っこをするときにはできるだけ安心感を与えられるようにしっかりと体を密着させ、同時に何か積極的に話しかけてあげるようにしましょう。

抱きかかえるときにはしっかり首を支えて

生まれたばかりの赤ちゃんを抱く時に最も重要なのが首の固定です。
新生児は首の筋肉が固まっておらず、自分で体を支えることができません。

ですので抱っこをするときにはまず首の後ろに手を差し入れて支えてあげるようにし、体の重心から支えて持ち上げるようにしましょう。

コツとしては、横抱きをする場合はまず赤ちゃんの真横に行って、首の下とおしりに左右から腕を差し込むようにし、そのまま重心をずらさないように真上に持ち上げます。

持ち上がったら腕ごと自分の胸元にひきつけるようにし、腕と体の間に赤ちゃんを入れてハンモックのように全体をホールドします。
慣れてきたら赤ちゃんの首を肘で支えるようにして、目を合わせてあげるとベストです。

繰り返しになりますが、赤ちゃんは自分で自分の体を支えることができませんので、しっかり重心を意識した抱きかかえ方をしないとバランスが崩れて落下しやすくなってしまいます。

両脇に腕を差し入れて持ち上げる「高い高い」のような方法では、腕を胴体が支えきれずに途中でズルリと抜けてしまって大変に危険です。

抱きかかえたまま体をゆっくり揺らしてあげたり、優しく話しかけてあげたりすると、胎内にいたときと似た感覚になるためウトウトと気持ちよさそうに眠る様子が見られます。